2015年 9月 の投稿一覧

ロードバイク・フレームの買取例(復刻メルクス)

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埼玉県のお客様より、Eddy Merckx(エディ・メルクス)のコルサ・エキストラの復刻フレームをお売り頂きました。有難うございました。

あまりに有名な、モルティニ時代の”メルクスオレンジ”。ちなみに、モルティニといえばデ・ローザが供給もしていました。メルクスの為に年間で40~50台製作したという話も語られていますね。引退後のメルクスがデ・ローザに師事したことも有名です。mer
1983年、サイクルショーの為に来日したメルクスに、メビウスブランドで有名だった「栗田サイクルスポーツ」の栗田秀一さんがインタビューした記録があります。当時の雑誌を引用してみましょう(サイクルスポーツ 1983年6月号)
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(栗田)
では、いまあなたの工房で作られている自転車は、どんな点に気を配られていますか。
(メルクス)
長いことレースを走ってきた経験が各所に生かされているといえます。品質はもちろん、特に安全性を大事にしています。
(栗田)
安全性とは・・・。
(メルクス)
レースでの下りは、スピードが時速70~80kmになりますからね。そんな場合でも使ってくれる人が安全でさ、満足してくれればいいのです。そのためには、フレームチューブとラグの品質、そのして溶接温度が大切ですね。
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あえて安全性を第一に掲げる点が、さすがレーサーといえるでしょうね。miyata2
ところで写真はサイクルスポーツ1973年12月号の裏表紙です。(クリックで拡大します。)
「世界の名車 エディ・メルクス 前人未踏のレース280勝。世界一速い男エディ・メルクス。スーパースターのレース体験から生まれたスパーサイクル」というコメントが入ったこのモデル、よく見ると右下のブランドマークはMIYATAですね。そうです、日本のミヤタがオレンジ色のエディ・メルクスシリーズを販売していたことのはご存知でしょうか。

そのラインナップも、写真のロードレーサーはもちろん、トレックレーサーからツーリング!、4サイドのキャンピング!!、サイクルサッカー!!!まで全13車種が発売されておりました。
イタリアンロードからフランスの車種体系まで、ひっくるめてのフルラインナップです。RIMG0179aaa
ちなみに、コガ・ミヤタを立ち上げ、後にジャイアントの初代社長になった沼勉さんの述壊によると・・・
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「私が入ったのは1969年でしたが、ミヤタは一般者と子供者ぐらいでスポーツ車はぜんぜんやっていなかった(中略)当時のミヤタやその技術もアイデアもなかった。それで一つのアイデアとして1973年に『エディ・メルクス』ブランドを立ち上げたんです。」残念ながらメルクスブランドは成功しませんでした。「けれどもこれの影響でミヤタが自社でスポーツ車を作れる下地ができて、それからコガ・ミヤタの仕事が始まるんです。」(注1)
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また、片倉シルク出身で現在「絹自転車製作所」代表の荒井正氏さんの感想は・・・
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(メルクスがキャンピングとか出す違和感はあったが)「でもスポーツ車のフルブランドをもってるメーカーは当時なかったわけでね。だからそれをミヤタがボンと出したっていうのはびっくりですよね。そrを手本のように示したのはすごい。」(注2)
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という訳で、本家のメルクスから、ミヤタのメルクスまで逸れてしまいましたが、このようは話があるだけで、メルクスの偉大さが分かりますね。
まさにメルクスの敵はメルクス・・・です。
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(注1)「クロモリ ロードバイク-鉄ロードの全てがわかる-」(エイムック2001。2010年)内の座談会(沼勉、横尾明、梶原利夫)による。何よりも、この面子が揃ったということ自体が凄い。
(注2)「旅する自転車の本 Vol.2」(エイムック2048。2010年)内の座談会(メーカー開発者が語るマスプロランドナーとその時代)より。
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三月銀輪館では最新のロードバイクから古いロードレーサーまで、高価買取させて頂きます。もちろんフレームやパーツだけでも大歓迎です。三月銀輪館のサイトを是非ご覧下さい。

2003ジャパンカップ観戦記(宇都宮市森林公園)

今回の”サイクルイベントの風景”は2003年のジャパンカップの観戦記です。

「ジャパンカップはアジアにおける最大レースの1つであり、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった、世界の第一線で活躍する選手たちの本気の勝負を間近で見られる日本で唯一の大会でもあります。 現在ワンデイ・レースとしてはアジアで唯一、最上位カテゴリーのオークラス(Hors Class = 超級)のレースとなっています。」(2015年ジャパンカップ公式サイトより引用。)

このようなプロのロードレースを間近で見る機会があり、その迫力は予想以上、幸せな体験でした。皆様も機会がありましたら、ぜひ一度ご観戦してみて下さい。お勧めです!
(なおコースや観戦マナーはあくまで2003年当時の状況です。最新の情報は主催者のサイトをご覧下さい。)


本日はサイクリング仲間のお誘いでサイクルロードレースを見に行く。

沿道でのロードレース観戦は自転車は初めて。定番のマラソンでも、中山竹道選手を見たのは何時のことだったか・・・。
とにかく生で観戦する機会など滅多にない。まして本大会はヨーロッパのトレードチームも出場する国内最高峰の大会だけに、とても楽しみだ。

7時半にJR宇都宮駅に到着。駅舎には「歓迎ジャパンカップ」のポスターが貼ってある。
会場の森林公園に向けて街中を自転車で走っていると、チームカーなど関係者の車に出会う。そして沿道には大会のノボリも立ち、いよいよ気分も盛り上がってくる。IMG_0003a
会場は既に大勢の観客で賑わっていた。我々のような自転車組も多く、雑誌で見かけるような高級ロードが道路脇のあちこちに停めてある。

広場では、サエコ、スバルといった各ブースが出展しており、選手のポストカードなどを配っている。そしてコースの裏手にピットがあり、当然立ち入り禁止なのだが、ウォーミングアップか、ファンサービスか、自転車に乗った選手がピットからコース内に出てきてくれる。とたんにファンに囲まれ記念撮影とサイン攻めだ。地元の方と思われるオバちゃん達もおり、サイン帳片手に選手を追いかけている。選手たちもそれに応じ、緊張の中にも和やかな雰囲気だ。
写真はファンサービスに応じる、ビアンキのガルシアカサス選手とプラザ選手。

さて、コースは1周14.1kmを全部で11週し、全151.3km。
途中には最大勾配14%の登り坂もある。会場で購入したパンフレットにはプロフィールマップも掲載されており、意外と起伏の多いコースだということがわかる。IMG_0008a
いよいよ午前10時にレースは開始。
スタートからいきなりの登り坂なので、はじめから勢い良くダンシングした選手たちが目の前を一気に駆け抜ける。

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我々も選手の後を追うことにする。
最初は歩いて移動していたが、他の観客は自転車を沿道に持ち込んでいるので、警備員に確認すると、最後の回収車が通り過ぎた後なら走行はOK、ただし逆走はNGとのこと。
という訳で、今しがた選手が疾走していった道を我々も自転車で移動するのだが、それが何とも言えずに不思議な気分だ。

自転車で走りながら観戦に良さそうなポイントを探す。山岳賞が設定されている古賀志林道のピーク(写真)、県道への下り道、田野町交差点のカーブ、鶴CC手前の登り坂など。
適当な場所で地面に腰をおろし、選手が来るまではノンビリ待機だ。まるでサイクリングの途中で日向ぼっこをしているかのような、ゆっくりとした時間が流れる。このギャップもいい。

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そのうち白バイの姿が目に入り、オフィシャルカーが通り過ぎると、いよいよ選手の姿だ。
まずは逃げの選手が走り抜け、次に集団が一気に走り過ぎる。束になった風が吹きぬけ、文字通り旋風が巻き起こった。拍手と共に、頑張れ!アーレ!の歓声だ。友人氏はサインを貰ったビアンキのガルシアカサスに声援を送っている。選手に続いてチームカーがタイヤを鳴らしながら追随して、最後に回収車が去ると、何とも言えないざわめきが起こり、再び元の静けさに戻る。弛緩と緊張の連続。その繰り返しだ。

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さて、我々もコースを1周してみるが、さすがに登り坂はキツイ。もう、1周で勘弁願いたいという道だ。それを11週するとは(しかもロードのギア比で!)、やはり選手と言うのは只者ではない。
なお会場ではラジオ局が中継をしている。今度からはラジオ持参で観戦すると、細かい展開が分かって一層楽しいと思う。
写真は田野町交差点のカーブ地点。道幅いっぱい使ってのコーナーリング。

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鶴CC付近にて、最後の登り。先の林道より勾配はきついそうだ。
レースの方は、日本人3名が登り坂を利用して開始早々にアタック。
逃げを形成し、一時は集団に5分の差をつけるも残り3週で吸収。最後は集団から飛び出した外人選手2人のゴールスプリントで、ランプレのバルベーロが昨年に続いて2連覇を達成する。99年についで3度目。2位はクイックステップのシンケビッツ、3位はコフィディスのトレイティン。ガルシアカサスは惜しくも4位。日本勢では田代恭崇(BSアンカー)の10位が最高だった。

帰りは新鹿沼駅までひと走り。
他の観客は宇都宮駅方面に流れるのだろうか、観客の姿もほとんど見ない。駅前で軽い食事をした後、電車の座席では、心地良い疲れとレースの余韻に浸って、いつしか夢の中に入っていった。
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(参考)
・ジャパンカップ公式サイト http://www.japancup.gr.jp/
・日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp/

東京・藤原峠と横沢入/サイクリングの記憶

不定期連載の「サイクルツーリングの記憶」コーナー。前回は巌道峠、大川原天神峠から和田峠、五日市へのご紹介でした。今回は12年前のちょうど今日、2003年の9月23日に訪れた”記憶です”。(”記憶”ですで、ツーリングに行かれる方は必ず最新の情報をご確認下さい。)


【 年月日 】 2003年9月23日
【 ルート 】 JR武蔵五日市駅前-r33(檜原街道)-r205-北秋川沿い-入間・白岩林道(藤原峠)-横倉林道(途中まで)-数馬下-r206-r33-JR武蔵五日市駅前-横沢入(横沢・小机林道及び峠)-大悲願寺-JR秋川駅
【 車 種 】 ランドナー


入間・白岩林道は、檜原村を東西に走る浅間(せんげん)尾根の藤原峠を超えて、秋川北部の藤原、倉掛と南部の数馬下を結ぶ林道だ。2年前(2001年3月号No.443)のニューサイクリング誌のコースガイド等で紹介されて以来、訪れる機会を望んでいた。

先週までは残暑が厳しかった関東地方も、今週に入りようやく秋の気配を感じられるようになった。Tシャツの上に長袖を羽織って、1年半ぶりの来訪となるJR武蔵五日市駅前には朝の8時過ぎに到着。

駅前からは檜原街道を走る。ロードレーサーを走らせる姿が多く見られ、恐らく奥多摩周遊道路の風張峠を目指すようだ。一方こちらは完全にサイクリングモード。しかし休日のせいか交通量も比較的多いため、通常より幾分かはペースは上げ気味だ。

本宿(もとしゅく)のT字は北(右)へ。北秋川沿いの道に入り、神戸岩から大ダワへ続く鋸山林道への分岐を右に見送ると、この先は林道以外は行き止まりのせいか、車の量もめっきり少なくなる。ようやくペダルを漕ぐ脚を緩めてノンビリ出来る。

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北秋川沿いの道にて。やがて「北秋川」は林道名にもある「白岩沢」に呼び名が変わる。
ちなみに林道名「入間・白岩林道」に登場する「白岩」(しらや)とは、書物(※1)の地図では倉掛山の東辺り、その本文から引用によると「倉掛もどん詰まりが茗荷平、右山が白岩、白岩の低いところは下平とも呼ぶ」とのこと。なお風張峠を別名「白岩峠」と呼んだそうだ(※2)。
もう片方の名前「入間」については「数馬からは一枚岩、いるまから(中略)浅間尾根に登った」との記述が別の書物(※3)にあり、また数馬下から浅間尾根に向けて突き上げる沢が「入間川」と呼ぶようなので(※3)、現在の数馬下付近にあったと推測するが如何だろうか?

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現在舗装化進行中のこのダートな林道は、平成7年の2万5千図には数馬下側しか記載がなく、比較的近年に完抜した林道のようだ。
とっかかりは浮石も多く少々荒れているが、徐々に締まった路面が現れて、ところどころにヌカルミで苦労するも乗車しての登坂が可能だ。そんなダートな道を求めてか、オフロードバイク2台と遭遇し、彼らは砂埃を上げながら登っていく。
道路脇に目をやれば、もうススキの穂が顔を出している。もう秋なんだなぁ・・・。

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林道上の藤原峠(標高は850m程)には11時過ぎに到着。なんとなく素っ気無い印象を受けるのは、展望が望めないからではなく舗装化のせいでしょう、なんてちょっと意地悪コメント、ゴメンナサイ。
この林道は浅間尾根を乗り越しているため、写真左手の浅間嶺方面への階段口(自転車の置いてある場所)から、写真には写っていないが、右手の風張峠に向けて山道が延びている。

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せっかくなので、その尾根上の旧峠を探しに空身のまま浅間嶺方面に向けて歩いてみる。
薄暗い林の中を湿り気のある少し滑りやすい土の路面に注意しながらも、歩き始めてすぐに小さな鞍部に辿り着く 木に小さく「藤原峠」の表示板が結んである。
かつて浅間尾根は数馬と五日市の交易の道であった。それゆえ、この峠は一般的な「向こう側に越えるための峠」であるのと同時に、「尾根に取り付くための峠」でもあったのだろう。
ちなみに藤原峠には「数馬峠」の別名があり、また浅間尾根全体を指して「浅間峠」とか「数馬峠」とも呼んだようだ(※2)。

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林道に戻り、再びサドルに跨る。峠から数馬下側は100%舗装化されている。この様子では全面舗装化も時間の問題だろう。
落石跡に注意しながら、その舗装路を下るにつれ、周遊道路を走るバイクの爆音が聞こえてくる。それでも、ふと空を見上げると山並みの上にこんな雲が。サドルから降りて、しばし景色を堪能・・・。

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このまま林道を下るのも名残惜しいので、途中の道路脇から浅間尾根に戻るように延びている小さな林道(横倉林道)にお邪魔。完全に林業用の作業道らしく、立て看板の地図によれば行き止まりのため、適当な場所でUターン。
黄色や白の蝶々がたくさん舞っていたのが印象的だったなぁ・・・。

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製材所を過ぎ、程なく小さな橋(「一枚石(いわ)橋」)を渡ると、檜原街道の数馬下へ合流。

檜原街道に合流してからは、下り基調の道をJR武蔵五日市駅前まで戻る。
当初は郷土資料館を見学する予定だったが、残念ながら祝日のため休館。
時間が余ったので1年半ぶりの再訪となる「里山、横沢入」にお邪魔することにした。
雑木林の中のダートな林道を登れば、やがて切り通しの小さな峠(標高260m)だ。

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横沢入にある、小さな峠。この道はポタリングにもピッタリ。

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写真は峠からの下り道。
この風景が、電車が走る線路のすぐ裏手にあるなんて信じられないなぁ・・・。
関係者の努力の賜物なのだろう。
色々な困難があると思うが、いつまでも残して頂きたいと思う。

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草原地帯で出る。家族連れがピクニックに来ており、子供さんも虫取りに夢中で楽しそう。
こんな光景、久しぶりに見るなぁ・・・。
里山を後にすればJRの線路のすぐ脇に出る。
近くには古刹、大悲願寺があり、三脚を置いた写真家の方々が本堂を撮影していた。
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(参考文献)
(※1)(「檜原村紀聞-その風土と人間-」瓜生卓造著 東京書籍 1977年)
(※2)(「復刻版 奥多摩」宮内敏雄著 百水社 1992年)
(※3)(「檜原・歴史と伝説」 小泉輝三朗著 武蔵野郷土史刊行会 1979年)


※今回の「サイクルツーリングの記憶」は久々となりました。また不定期で掲載していきます。宜しければ今後ともお付き合い下さいませ。


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ロードバイクをお売り頂きました/GIOS(ジオス)エボリューション

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埼玉県のお客様よりGIOSのエボリューション、ロードレーサーをお売り頂きました。
有難うございました。
クロモリでトップが水平のフレームで、フロントフォークが銀メッキ仕様です。
ジオスブルーといわれる象徴的な青色をまとった、トラディショナルなスタイルに仕上がっておりますね。コンポはシマノRX100でまとまっております。

ジオス(ジョス)の創業は1948年。創業者のトルミーノ・ジオスは1936年のベルリンオリンピックのイタリア代表。現在のヘッドマークに五輪の輪があるのは、その由来によるそうです。
その後、第二次世界大戦で急死に一生を得ます。砂田弓弦氏の著作「イタリアの自転車工房 栄光のストーリー」(アテネ書房1994年)から引用致しますと、「上官がジョスにタバコを取ってくるように命令し、それを取って元の場所に戻ってみると、自軍は敵軍に倒れ、全員が殺されていたのだった。」
戦争終了後、選手の道から商売の道へ転換したジオスは、最初は自転車の修理や部品の販売をし、1948年から自転車を作り始めたそうです。

ジオスは歴史あるメーカーです。本場イタリアの風を感じるには、絶好のメーカーといえるでしょうね。
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是非三月銀輪館のサイトをご覧下さい。お待ちしております。

ロードバイク買取)キャノンデール caad8

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埼玉県内のお客様より、キャノンデールのcaad8(2014年モデル)を無料出張買い取りでお売り頂きました。有難うございました。
元々はシマノのティアグラモデルでしたが、アルテグラに換装。ホイールもカンパニョーロのZONDAに換装済みです。
エントリーモデルとしてバランスの良い自転車ですし、パーツやホイールの換装して自分好みにカスタマイズしていくのもGOODですね。
ちなみに、今回は色について・・・、ロードバイクはどうしても派手な色が多く、街乗りや通勤、レースに使うとなりますとなかなか格好が良いものです。
それでは、黒や青などのシックな色はどうかと申しますと、ツーリングなど自然が多い場所では、意外と自然に溶け込んで、良い雰囲気です。
もっとも、自分が一番好きな色を選ぶのが最適な方法ですね。色で迷うのも、またロードバイクを選ぶ楽しみでもありますね。
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三月銀輪館ではロードバイクを買い取りさせて頂いております。
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いつもご贔屓頂き、誠に有難うございます。
弊社では9月1日付にて、屋号を「三月銀輪館」に変更させて頂きました。
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また過去ブログの店名署名につきましても、遡って修正させて頂きました。
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