栃木県のお客様よりカンパ50周年モデルをお売り頂きました。
有難うございました。
写真の通り、銀バッジがやはり良いですね。創業が1933年ですから、この記念モデルが発売されたのが1983年、奇しくも創業者のトゥーリョ・カンパニョーロが逝去したのと同じ年でした。
その時代のカンパのカタログがありましたので、掲載してみました(クリックで拡大します)。
その内、ツーリングモデルの紹介文がなかなかでしたので引用してみましょう。
—
スポーツツーリングを行うということは、プロレスに勝つということと同じことではないのは明らかである。しかしながら、自転車スポーツ愛好者には共に走るパートナーと競うという気持ちと、小春日和だけ自転車で走ってみるという人々とは違うという精神が常にある。
それ故に、これから多くのサイクリング愛好者の中に、自らの自転車機能を理解したいという繊細な気持ちがみられる。(中略)ツーリング用自転車には全レベルの要求を満たす、すなわち走者の可能性を計算し、不要な労力を省くという部品校正が必要である。労力を要するサイクリングを成し遂げるために変速に伴う小さな雑音(すなわちまさつと労力消耗)にも特殊な配慮が要る。
—
かなり仰々しい訳文?なのかもしれませんが、フラッグシップとしてのカンパの自信が現れている文章ですね。1年後の1984年、シマノからインデックス機能がいよいよ登場し、ここからカンパ VS シマノの競争時代に入っていく訳です。
三月銀輪館では最新のパーツからクラシックパーツ/オールドパーツ/ビンテージパーツを買取させて頂いております。未使用品なら更にUP、使用品でもOKです。
是非一度、三月銀輪館のサイトまたはフリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時/年中無休)までお気軽にご相談下さい。お待ちしております!