前回の追憶のサイクルツーリングは「群馬県・万騎峠から二度上峠へ」でした。
今回は埼玉県秩父地方の文殊峠へのサイクリング”記憶”です。
それでは・・・。
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■年月 2007年4月
■走行ルート 西武秩父駅(輪行)-国道299号(赤坂峠-千束峠)~文殊峠~国道299号-西武秩父駅
■走行距離:約45キロ
■丸石ランドナー
今日もやっぱり「朝寝坊」。結局、西武秩父駅を出発したのは13時近くとなってしまった。
駅から国道299号を走り、小鹿野を目指す。
久しぶりのサイクリング。ハンドルがフラフラと不安定なのは、レディーメイドな新車のポジション出しがまだ出来ていない、という理由だけではないだろう。
トークリップの蹴返しにも慣れた頃、松井田で国道に別れを告げ、ようやく車に気を使わない道となった。
たしかALPSのパスハンターをお店へ修理で出していた時の頃です。
ALPS号が使えない時用に1台買おうということで、市販車の丸石エンペラー号を購入した訳です。
フロントはTAゼファーに換装し、最小クランクは24T使用しております。
若から嬲谷へ、沢沿いを進む。沢の名前は「釜ノ沢」で良いのかな。峠直前にて、景色もここでようやく開けた。
正面は山肌の削られた武甲山だろうか?
文殊峠の命名は、麓の山荘の主人でもあり、天文台も建てた方によるそうだ。(注)
(注)「新ハイキング -釜ノ沢五峰から文殊峠-」(No.533号 2000年3月)より
峠の標高は550m位。となると標高差は300m程か。うーむ、体力の衰えは予想以上(^^;
峠には、日光・金精峠の神社を勧請した金精神社がある(平成4年建立)。
その反対側に天文台と私設の東屋が設営されている。
まだ昼間なのに、思わず空を見上げてしまった。
ここなら満天の星空に浸れるだろうな。
神社の奥から布沢峠へ空身で歩いてみる。路は明瞭。
誰もいない山路。すぐ隣でウグイスの鳴き声がする。その声が止むと再び静寂が訪れる。
峠まで歩きたかったが、朝寝坊が祟って時間も押しているため、モミの大木を過ぎ、小さな祠(山の神)の辺りで撤退することにした。
心残りだけれど、いつか訪れる日まで。
さて、あとは下るだけ。
仕事で使う原付の太いタイヤにすっかり慣れてしまったせいか、35Aがとても細く感じる。
いやー、怖くて怖くて、とてもスピードが出せない。
ソロソロと下っていたら、頭に小石がコツン。落石に遭遇してしまった。
左手に文殊堂をやり過ごし、しばらくは集落の中を走る。
小鹿野から西武秩父駅へ帰るには、車に神経を使いながら、もうひと峠ふた峠を越えなくてはならない。
もちろん行きもそうだけど、・・・これが嫌で嫌でネ(笑)。
ブランクと日頃の不摂生は相当酷く、筋肉痛でペダルが漕げなくなってしまった。
こんなの初めてだよ。かなりショックだ。
何はともあれ・・・、一歩一歩進んでいこう。
どんなに遅くたって、歩みを止めなければ、峠はいつか越えられるのだから。
仕事が忙しく、サイクリングの時間がなかなかとれない合間の、久しぶりのひとときでした。
かなり体力が落ちて、ヘバっていることが文章からわかりますね(苦笑)。
まぁ、その人の年齢や体力に応じた運動が出来ることが、サイクリングの魅力でもありますから。マイペースで進めば良いのです。。。
それでは今回はこの辺で!
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