今回のサイクルツーリングの記憶は、年代もすこし新しくなって、今から8年前の記憶です(それでも8年前です、ごめんなさい。)
今と路面事情等も違うでしょうが、当時の記憶を紐解いてみましょう・・・。
【 年月日 】 2007年5月
【 ルート 】 JR信濃大町駅−信濃木崎駅前−小熊黒沢林道−r325−信濃木崎駅前−JR信濃大町駅
【走行距離】 約40キロ
【 車 種 】 ランドナー
以前、神田のスポーツサイクル・アルプスの店内に飾られていた、雄大なパノラマ写真。
ご主人曰く、残雪と新緑が楽しめる5月の第三週がベストシーズンとのこと。
でも、この数年、仕事が多忙で第三週はおろか、GWも満足に休めなかった。
「今年も行けなかったです」とご主人に伝えるのが、毎年の恒例行事になりつつあった。
そうこうしているうちに夜行アルプス号が廃止、そして何とアルプスまでもが店を畳んでしまった・・・。
去年(2006年)、この相棒の色を塗り替えてから、まだ何処にも連れ出さないでいる。
そして、今年のGWは休めそう。
3年ぶりに乗る相棒。新たな気持ちで再スタートを切るには絶好の場所だ。
夜行列車ムーンライト信州81号に乗るため、夜の新宿駅へと向かう。
今回は久々のフォーク抜き輪行。GW中の為、帰りの混雑で邪魔にならないよう、なるべくコンパクトにしたかった。
輪行袋はALPSオリジナルの超軽量タイプ。
信濃大町駅には5時過ぎに到着。
駅前にはタクシーが列をなしている。
5時40分過ぎに出発。国道もこの時間は車は殆ど通らない。
<ゆーぷる木崎湖>から林道を目指す。
登り始めていきなりギアをローいっぱいへ。
しかも、期待の絶景は、なかなか姿を見せてくれない。
とにかく我慢、我慢。
綺麗な白樺林。
さすが信州という風景だ。
やっと出会えた。この景色を待っていたのです。
北アルプスを望む、壮大な山岳展望。
カーブを曲がったら、突然目に飛び込んできた。
思わず声が出てしまう。
写真を撮りながら進むので、なかなか前に進まない(笑)。
この写真はお気に入り。
写真はシーズンオフのサンアルピナ鹿島槍スキー場。
黒沢から鹿島川を渡り、県道325号を南へ。
長閑な田園地帯を下り基調で信濃木崎駅方面へ。
道路沿いには馬頭観音様を見かける。
夜行列車では一睡も出来なかったので、そろそろ睡魔が襲ってきた。
本当は温泉に浸かって一息いれたかったが、ここで休むと絶対動けなくなると思い(苦笑)、一気に信濃大町駅へと走り抜ける。11時にはもう車中の人となり、すぐに熟睡となってしまった。
とにかく、念願が叶い、大満足の一日だった。